この記事は、親や家族の死、お葬式を経験したばかりの方に向けたものです。
- 眠れない
- 胃が痛い
- 涙が止めようとしても止まらない
- ひどい虚無感や疲労感
筆者も同じような経験をしました。
私の父親は、2019年1月に重度の脳梗塞を発症し、9日間の闘病の末に残念ながら息を引き取りました。
当時まだ25歳だった私は、父親の死による精神的ショックの中で次々と降りかかってくるような葬儀や死後の手続き等を経験し、かなりしんどい思いをしました。
少しでも気持ちが和らぐ方法がないか模索しては、試しにやってみるか精神で実行を繰り返しました。
その中で、いくつか効果的なモノがあったのでこちらの記事で紹介していきます。
筆者と家族の詳しいプロフィールはこちら。
参考記事 登場人物プロフィール
それでは本題に入っていきたいと思います。
精神的なショックをどう乗り越えるか
「時間が経てば、気持ちも和らぐさ」
なんて声をかけてくる人がいますが、断言させてください、放っておいても絶対に治りません。
ストレス・リリース(ストレス解放)という言葉もあるように、早い段階であなたの気持ちに対して何らかの働きかけが必ず必要です。
精神的な辛さや喪失感、虚しさなどのストレスを効果的に対処していくための対応方法には、「初期」と「中長期」の2種類があると考えられています。
あなたが親や家族を亡くされて、
直後 ~ 数ヶ月に当たる場合は
「初期」対処
既に数ヶ月以上経過している場合は
「中長期」対処
に当てはめることができます。
次に「初期」と「中長期」の対処法をご紹介します。
初期に当てはまった場合の効果的な対処法
私の経験から、はっきりとお伝えしておきます。
亡くなってしまった直後の「本当にやばい、どうしよう…」という時期は、気持ちを和らがせる特効薬は存在しません。
ですが、少しずつ少しずつ、あなたに当てはまった対処をしていくことで気持ちを落ち着かせることができるでしょう。
私も経験した症状別に分けていきます。
- 眠れない、眠りが浅い
- 不安で仕方なく孤独感が強まってしまう
- 思い出が蘇り、悲しくなったり落ち込む
眠れない、眠りが浅い
私は精神的なストレスによって眠りが浅くなってしまい、夜中に何度も何度も起床してしまう症状がありました。
眠れないが次の日にやらなければいけないことが多い、その日の眠りも浅い・・・
不安で全然寝れなく毎日寝不足で、体力も回復しないのに会社に出勤するという負のループでした。
運動してみたりと体力的に疲れる事もしてみましたがが、眠りが浅かったり寝つきが悪かったりするんですよね…
そこで私は快眠サプリを飲み出したところ、「眠り」ということだけにおいては飛躍的に改善しました。
正直、年単位の長期的に服用するのはやめたほうが良いですが、かなり助けられました。
友達から騙されたと思って飲んでみたら?と言われ、徐々に良くなってきて、だいたい2ヶ月半ほど服用していましたが今では服用しなくとも普通に寝れるところまで回復しました。
私が試したおすすめの快眠サプリはこちらです。
1. 快眠サプリ1
2. 快眠サプリ2
3. 快眠サプリ3
ここでのポイントは、長期間はお勧めしませんが初期時の短期間であれば薬やサプリに頼っても問題ないです。
目安は3ヶ月 ~ 6ヶ月程度、長くとも1年程度にしておいてください。
1年以上の長期服用で逆に薬ばかりに頼ってしまうのは、健康面や心身面においても逆効果で、「サプリがないと寝れない」といった依存的になってしまう可能性もあります。
根本的にあなたの精神面におけるストレスを解消する必要がありますので下の内容もご覧くださいね。
思い出が蘇り、悲しくなったり落ち込む
当たり前なことを言ってしまいますが、「誰かに話してみる」ということが非常に効果的です。
ここでの「誰か」とは、家族や親戚・友人といった近しい関係の人たちではなく、あなたも知らない、そして相手もあなたを知らない第三者ということです。
インターネットは便利で、ここならなどでは元心療内科勤務といったプロの方達があなたの話を聞いてくれます。
相手はプロですが、わざわざ病院まで出向くこともなくほぼ待ち時間無しで話しができます。
こういったサービスを利用することには、さらに2つのメリットがあります。
1つ目は、あなたの「負」の部分を露出することで友人関係や職場関係などを崩すことがない。
2つ目は、第三者は聞く・話すのプロフェッショナルなので話していて逆に傷つくことがない
私は亡くしたばかりの本当にひどく心が荒れていた時期に、ココナラさんを3回利用させていただきました。
電話をかけるまでは少し緊張するんですが、話終わった後はなんとも言えないすっきり感が残るんですよね。
人に話すって本当に効果があるんだ、と思いました。
ココナラは、管理人が本当におすすめしたいサービス。
時間は30分~45分程度をお勧めします。(長く話してしまうと料金が高くなってしまうので^^;)
・ココナラで相談電話の紹介
相手との電話相談をする時に、とても大事なことがあります。
それは、あえて故人との思い出や性格、趣味や好きだったことを話してあげることです。
私はこのサイトで度々お伝えしていますが、亡くなった方にとって「想うことが最大の供養」だと思っています。
少しでも供養になるよう、思い出す事は心苦しいかもしれませんが故人のためにお話ししてあげてください。
不安で仕方がなく孤独感が強まってしまう
こんなことがありました。
私「なんだか無性に不安で、ここずっと変な気分なんだよね。」
友人「友達作りは?市や町のコミュニティに顔を出してみれば?」
私「(それ、逆にストレスなんですけど・・・)」
傷ついている時、新しいコミュニティに顔を出してみるなんて、相当ハードルが高い事ですよね。
寂しかったり孤独な事で、自分の自身がなくなっていくのは辛いですが、私は「電話占い」で少し改善されました。
ぶっちゃけ占いって正直なところ、私は今まで信じていない方だったんですね。
実は今も信じてはいなくて、お話しした時に相手が言ったことも大して覚えていないんですけど、「人生の指針」のようなお話をいただけて心がスッキリとしました。
占い師のような人を常に見て、お話しするっていうのは、伝え方もそうですし、そこら辺のおばちゃんが声をかけるような「まあ、大丈夫だよ!元気だしな!」なんていう軽すぎる言葉とかも使わないんですね。
そう言った意味で凄い話しやすかったです。
上で紹介しているここならと合わせて使う事で、自分の中の悶々としたものが少し取り除くことができましたよ。
オススメのサービスはこちらです。
1. 占いサービス
2. 相談相手
3.
中長期に当てはまった場合の効果的な対処法
2. 中長期
もし半年から1年以上も悲しみを乗り越えられていないという方は、本格的な治療が必要になります。
あなたは今、長期的に苦しくて心も体も人生の中で最も辛い時期だとは思います。
ですが、この記事をご覧いただいているという事は、あなたの中に少しでも悲しみを乗り越えたいという気持ちが残っているはずです。
少しずつ少しずつ、この悲しみを乗り越えるために、チャレンジしてみることが最も大切です。
1つ目を試してダメなら2つ目をチャレンジしてみる、それでもダメなら3つ目を、を繰り返して私は徐々に悲しみが薄れてきました。
完全に忘れることは不可能なので、あくまでも今を乗り越えて強い人間に成長するというイメージを持つと良いです。
精神的なダメージや、それに伴う体力的な疲労感は、頑張ってどうにかなるものではありません。
気分が憂鬱になってしまう原因は、脳神経細胞間の伝達物質であるセロトニンの分泌や働き自体が悪くなり、症状が引き起こされると言われています。
「セロトニンやノルアドレナリンは脳の中で、意欲や活力などを重要な働きを担っています。この働きが悪くなった結果、憂うつな気分を引き起こしてうつ病の症状があらわれるようになります。」
短期的な部分で説明している、「セロトニンサプリ」も現時点の気分を改善するためには効果的ですので以下に再掲します。
これらのサプリはあくまでも短期的に症状を改善するだけですので、摂取は数ヶ月から1年以内と目安とするべきです。
あなたの心の中の解放が本質的な改善に繋がりますので、本格的な診療カウンセリングから始めてはいかがでしょうか?
カウンセリングは緊張しますがお手頃なので、少しお話してみて効果があれば、実際の病院の心療内科を受診してみるべきです。
地方の心療内科医は異常に忙しすぎるせいで、私の母は結構あしらわれたみたいです。
それでオンラインカウンセリングを受けさせてみたところ、新しい考え方などを取り入れて気分が楽になったと言っていました。
私がお勧めしたいカウンセリング先はこちらです。
1. 診療カウセリング
心療内科の方が運営されている本格的なところです。実際の心療内科は行くまでに緊張しますが、こちらであれば安心していけます。
あまりにも人気すぎて現在は短期的な部分はストップしているみたいですね。
2. 心療内科に行ってみる。
その他効果があったもの
1. 朝起きたら15分間の日光浴をする。
2. ハーブティー
3. 運動
最後に…
人間、長生きすれば必ず親や家族は亡くなり、お葬式の経験をするでしょう。
生きているものは死ぬのが運命であり、当然です。
長生きすることはありますが、死なないという例外はありません。
親を亡くされて今元気で活動している方も、必ず「辛い」「悲しい」「もう嫌だ」と立ち直れない期間が少なからずあったと思います。
一気に乗り越える事は不可能でも色々な改善方法を試してみる事で、少しずつ改善する可能性は高いです。
この記事で説明した「初期」と「中長期」に分けた対処法があなたにとって効果的な策となりますように。
その他効果があったものを別記事で紹介しています。よければご覧ください。
親や家族が病気の時、不安を解消するために経験者が実践した5つのこと。